理性vs感情vs直感

野生の動物は好きなときに食べ、
好きなときに性向をしに、
好きなときにけんかする。

 

まさに欲望まるだしの感情的な生き方。

 

対して人間は自我があり
理性が働き欲望をコントロールすることで
動物とは区別されてきた。

 

まさに理性的な生き方。

 

子供のときには好きな時に泣き、
好きな時に怒り、好きな時に寝て、
たぶんに動物的だったのが次第に大人になっていく。
大人になってもすぐに感情的になる人は、
子供っぽいとされ、嘲笑される。

 

日本は世界的にも理性でコントロールする人種であり
性に対する羞恥心や感情を表に出さない国民として有名だ。
感情的だった子供時代から理性的になるのが大人、
ましてや欲望的だった動物から、理性的に進化したのが人間だとすれば
日本人は人類の中でも最終形態近いことになる。

 

しかし世界ではどうやらそうは見られていない。

 

日本人は感情を出さないから何を考えてるかわからない。
本音と建前ってやつでしょ?はっきりいってほしい。

 

などなど以外とマイナスにみられている。

 

「まぁ外国はまだ人間的に発展途上だからね」
「日本人が最終形態なんだよ」といった教育を日本でうけていれば、
日本人は今ごろ誇り高き国民として問題なかったと思うが、
日本人は日本人がなぜ日本人であるかを教えてもらうどころか
日本人はだめだという教育を受けているため
外国人にバカにされると日本人が間違ってると思ってしまう。

 

アメリカの感情的なオープンな文化にふれると
すぐに染まり、せっかく進化してきた理性の証を
日本人自身が愚弄し、言われるままに外国化していく。

 

時には動物的な肉食的な人を好み、
それが良いのか悪いのか考える力もなくただ染まっていく。

 

もったいない。

 

ただその強すぎる理性が、
悪い面に働いていることも否めない。

 

理性というのはコントロールする力であり、
感情や欲求よりも、思考に近い。
感情や欲求を抑える事は人間として、
進化系だと思うが、
おさえてはいけないものまでおさえてしまっている。

 

それが直感だ。

 

直感は、感情や欲望と違って、
瞬間的な浮き沈みのあるものではなく、
どちらかというと人生の正しき道しるべである。

 

人生をどの方向に進めるかといった
大事なサインまで理性で殺してしまう
それが日本人である。

 

世界にいきたい。

でも
でも
でも

 

○○なりたい

でも
でも
でも

 

瞬間的な感情と違い、経験と知識から集積されてるため、
それが正しいかどうかはぶっちゃけわからん。
でも怒りたい、セックスしたい、といった
瞬間的な感情とは違い、新しい環境へのチャレンジへと
導く直感は新しい一歩となる。

 

その一歩の連続が、直感を正解だった、
と思い出に変えていくのである。

 

瞬間的なものを追う人はセックスやドラッグ、酒といった自分の外に刹那の快楽に溺れる、そして自分を見失う。

本質的なものを大事にする人は長い時間をかけて自分の中から答えから導き出す、常に自分といる。

 

後者でありたい。

 

 

 


書いてる人ーDRAGON

岡 山 県 出 身 。 同 志 社 大 学 を 卒 業 後 、人材コ ン サ ル ティング会社を経て、2011年1月1日にニュー ヨ ー ク へ 。16年 か ら 不 動 産 、イ ベ ン ト 、 飲 食 、留 学 プ ロ グ ラ ム を 手 掛 け る「 J f o r w a r d 」を 設立。

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