まずはアーリーアダプターから始めよう

そもそも論。

僕はそもそも論が好きなのが、そもそも論とはマクロミクロで言えばマクロの話になる。お金を稼ぎたい、って人がいたら、そもそもなんで稼ぎたい?、っていうややこしいやつだ。

よくインターン生と話してて、幸せになりたいです、とか言われたら空気読まずに、そもそもなんで幸せになりたいの?おれ幸せとか興味ないけど、って突っ込んでしまう。

ニューヨークに来てからも、白人に引け目を感じる自分に気づき、そもそもいつから日本人はこうなった?と考えまくった。ハーフを見てかわいいーと叫ぶ日本人女子を見て、なんでハーフが可愛いと彼女たちは思ってるのだろうと考えた。目が青くて鼻が高いからだよ、って言われたら、そもそもいつから鼻が高い方が低いよりいいってなんだろうっと歴史を調べた。

ということで、今日は昨日のデジタル広告の続きで、そもそもこのメディア広告はいつから始まったかという点に遡ってみたい。


まずは

1450年、活版印刷技術の発明により人類史上初めて大量印刷が可能に

1741年、フィラデルフィアにて、アメリカ国内で初めて雑誌が出版

1839年、ポスターが流行。ロンドンでは、私有地での掲載が禁止

1867年には、初の看板広告貸し

1922年、ラジオ広告が開始

1941年、初めてのテレビ広告

1954年 テレビ広告の収入が雑誌とラジオのを超える

1970年 テレマーケティングが一般化

1992年 TVが新聞に代わって最大のメディアとなる。

1994年【インターネット黎明期】バナー広告時代 

1995 Yahoo!とAltaVistaが検索エンジンを発表

と昨日の話に続いていく。


と時代を振り返ってみると、そもそも広告というのはメディアありきなんだということがよくわかる。雑誌がメディアのトップであれば雑誌に広告出すし、ラジオならラジオ、テレビならテレビとメディアとの移り変わりとともに、マーケティング手法というのは当然変わってきている。


と考えると、いま世界を牛耳る、Google、フェイスブック、Amazonでの広告手法が、デジタルマーケティングで騒がれるのは当然だし、大切なのは、この後なんのメディアが世界を牛耳るかをいち早く知ることが先行利益となる。


イノベーター理論を聞いたことがあるだろうか、ここでは最先端のものに食いつくのが早い順に以下のように分類されている。

イノベーター 2.5%
アーリーアダプター 13.5%
アーリーマジョリティ 34%
レイトマジョリティ 34%
ラガード 16%

今の時代のテクノロジー感度で例えるなら、SNSを使ったことがない人はラガードだろうし、ユーチューブを最近始めた人はレイトマジョリティだろうし、エアポッドを持ってる人はアーリーマジョリティ だろうし、VRを持ってる人はアーリーアダプターだろうし、AIをプログラミングしてる人はイノベーターだろう。

フェイスブックを使ったことがない人が、フェイスブック広告の意味がわからないように、新しいメディアの波に乗り遅れた人は次の時代のマーケティングの波を捉えることはできない。


ファッションなどの、今年の流行は緑!、みたいな一時的な流行を追う必要は全くないが、進化していく科学や技術は右肩上がりで積み重なっていくものだから付いていく必要がある。古き良き時代を守るぞ、って人でない限り。。

慣れてないものはしんどい。

新しいルールを知るのはめんどい。

オキュラス?ようわからん。


と言ってる間に、
あなたはレイトマジョリティからラガードに
分類されていく。

常に前線、
常に前のめりの、
イノベーターでありたい。

まずはアーリーアダプターから始めよう。