媚びる人、批判できる人

今日もイギリス誌が日本を報道。

ジャパンモデルがコロナを倒したと、安倍首相が宣言

https://www.google.com/amp/s/amp.ft.com/content/c78baffc-79b8-4da4-97f1-8c7caaad25cf

脱PANブログでは、

海外を目指す意識の高い若い方が読者に多いので、

あえてこういう最新の海外報道をシェアしていきたい。

日本が報じる日本ではなく、

世界から見た日本を知ることで、

より日本の輪郭がはっきり見えてくる。

今回のニュースは普段日本に対して、

手厳しいFinancial Timesだが、

概ね日本の結果を認めている内容だ。

安倍首相の支持率が57%から30%に低下してる、

としつつも、ロックダウンせずに、

感染率や死亡数を食い止めていると

ファクト情報を並べている。

それだけ結果が出せてない、

イギリスをはじめ欧米諸国は、

アジアの成功モデルから何かを学びたいと

思っているんだろう。

この海外情報に接するときに、

絶対にやっちゃいけないことがある。

それは、

媚びる

ことだ。

一時期、日本のネットニュースには

海外の反応というスレッドが溢れてた時期があった。

今はどうか知らないが、その時はすごい違和感を覚えた。

当時僕はすでにアメリカにいて、

アメリカのニュースを見る限り、

一度も日本の反応、とかアジアの反応とか、

をアメリカのニュースで見たことがなかったからだ。

世界の反応、的なものをそもそも見かけることは

ほぼなかったと言っていい。

それを知った時に、

なぜ日本は自己評価じゃなく、

海外の評価ばかりを気にしてるんだろう、

と初めて強く疑問を持った。

自信がないのか。。?

今でもその空気は変わらない。

日本人は日本のことを批判するが、

海外に対する批判はあまりしない。

批判するのがいい悪いではなく、

客観的に評価を下していくことが大事だ。

日本がいい時はいい。

海外が悪い時は悪い。

世界が報じてることが、

正しくないなら批判する。

日本が報じてることが、

正しければ褒める。

そういうフラットな心で、

情報に触れることが大事だと思う。

イギリスのニュースを見てると

何もわかってないのに偉そうに、

って記事めちゃくちゃある。

特にニューヨークタイムスとか

日本に対する報道は相当偏っている。

ファクトより、欧米的な価値観の押し付けも多い。

客観的、相対的な力をつけるためにも、

日本だけでなく、世界の情報を入れよう。

そしてそれらを媚びずに、批判的に読むことで

クリティカルシンキングを身につけよう。

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クリティカルシンキングについては

先日対談させていただいた、

元経産省でコロンビア大学院を卒業された

小田切さんが動画でわかりやすく説明してくれてました

後編: 活躍する人の3つの条件とは?挑戦し続ける政策起業家 小田切未来