「自分の器」を超えた挑戦

先日はパリでは100年ぶりとなるオリンピックの開会式でした。

そして僕自身も39歳としての初日を迎えることができました。

去年ニューヨークで38歳になってから一年、

パリに来てから8ヶ月。

正直、この一年は僕の人生の中でも最大の難易度だったかなと思います。

海外から海外への移動。

それも一歳の子供と妊娠中の妻を連れての移動。

それも英語圏ではなく、フランス語圏への移動。

それもただの移動ではなく、ニューヨークや日本の事業を拡大しながら、フランス支社の立ち上げのために移動。

と今までの僕では到底持ち上げられなかった重さを感じた一年でした。

その上、25年ぶりの手術をすることになったり、

商慣習の違いから会社の銀行口座を開けるのに半年もかかったり、

パリの家にエアコンがないのを知らず赤ちゃんがいる中で灼熱の日々を過ごしたり、

一家全員39度前後の病気になったりと、

想定外の問題も日々振りかかってきました。

それでも妻の頑張りのおかげで第二子を無事授かり、

岡山の両親のサポートもあり、

ニューヨークでは信頼できるチームと仲間がいて、

と周りの人たちのおかげでなんとか耐えられた、

そんな一年だったなと思います。

本当に僕は人に恵まれている、

ありがたい、そう心から思える一年でした。

40まであと一年。

この一年は、人間としての成長を自分に求めます。

大切な人たちの人生はもちろん、

その人たちの”家族の想い”まで背負っていけるような、

そんな人になっていけたらと思います。

引き続きよろしくお願いします