欧米の真似は止めよう

僕らの子育てサポートのために

両親が岡山県総社市という6万人の田舎町から

200万人のパリへ移住してきてくれました。

これで僕も思いっきり、

大きな挑戦ができます。

海外で共働きで

子育てをして気づいたことは、

・子供を持つと2倍ではなく10倍人生の難易度が上がる

・妻もおかんも日本のお母さんはみんなすごい

ということです。

ニューヨークやパリでは

核家族で両親共働きが当たり前です。

でもそれに対応できる価値観や

社会システムがあります。

ベビーシッター制度はもちろん、

子育てへの価値観が日本とは全く違う。

日本人ママと比べると、

良くも悪くもめっちゃ手抜いてます。

それに対し

急に核家族化が進んだ日本では、

共働きに対応できるような価値観や

システムが全然追っついてない。

さらに30年間経済が伸びてないから、

新しいシステムの構築も進まないし、

そんな余裕すらない、気も進まない。

そんな変動期にいる

今の日本のお母さんは、

世界的に見てもかなり

大変な境遇にあると言えます。

じゃあ欧米の価値観やシステムを真似すべきか?

というと、アメリカやフランスの家族を

じっくり眺めていればいるほど、

違うなという気がしてきます。

そもそも子育てに対する、

根底の価値観が全然違う。

その価値観を放ったらかして、

システムだけ真似したら、

日本の家族は崩壊すると思います。

日本人には日本人に合った、

日本流のやり方が必ずある、

そんなことを考えるこの頃です。

2年前まで

「生涯結婚しない」

と豪語していた僕ですが、

「それが実はショックだった」

と今週親から聞いた僕ですが、

38歳になってやっと親孝行も

スタートできそうです。

僕は本当に恵まれているなと思います。

この時代にこの国に生まれ、

素敵な家族や仲間に恵まれたことに

より感謝しながら、

これからも自分がやるべきことを

愚直にやっていきたいと思います。